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江南書道会の歴史

江南書道会の歴史

お陰様で、書道講師生活40年

昭和56年、江南26歳。

江南書道会は、社会人1名、小学生2名でスタートしました。
上野にある日本教育書道芸術院の専任講師を務めながら、週に1日のお稽古でした。
講師としても、書家としても、人としても半人前。学びながら、教えながらの、まさに自転車操業。
学院には、昭和64年1月7日、昭和の終わりまでお世話になりました。

平成の幕開け。

私にとっても、とっても忙しい、激動の30年でした。
新聞折込による本格的な受講生の募集を開始しました。
お陰様で、たくさんの生徒さんにめぐまれました。

平成2年。

現在は藝術院会員・正筆会会長・日本書芸院理事長の黒田賢一先生に入門しました。
書壇のステップを全速力で駆け上がる先生を、必死で追いかけました。
読売書法展には初出品、初入選でした。

平成3年。

学校法人・東京商科学院専門学校OA秘書学科ペン字講師に就任。
文部省認定毛筆硬筆書写技能検定試験の受験指導をしました。
遠足や卒業旅行、運動会にも参加させていただきました。
ところが、生徒さんたちのペンの持ち方に「えっ!」 
鉄は熱いうちにと、年長さんから小学2年生までを対象とした「硬筆クラス」の誕生です。
お稽古の前に大きな声で
「うつくしいもじをかくためにおやくそく きちんとあいさつ よいしせい よいもちかたと よいばしょ」
先代の荒汐親方のご子息・元力士の力君は、今でも字を書くときは唱えているそうです。
この力君とお嬢さんのご縁が、荒汐部屋の看板揮毫につながります。
今、お部屋の玄関を飾るのは、なんと3枚目。(3枚目の揮毫は荒汐部屋で行いました。写真をご覧ください。)
令和元年の2月には、力士全員と後援会の皆さんと、ベトナム旅行もしました。

平成6年。

文部省認定毛筆硬筆書写技能検定・東京都審査委員を拝命いたしました。
東京商科学院の先輩講師・T先生のお師匠さんと、家内が高校の同窓というご縁で、ご推薦をいただきました。
「審査は審査員が審査されていると心得よ」 大塚の協会で行われる審査会は勉強の場。
後に日本ペン習字研究会会長になられる田中鳴舟先生にもお話を伺うことができました。

平成9年。

江戸川区くすのきカルチャーセンター・ペン字講師を拝命いたしました。
生徒さんの参加資格は60歳以上(現在年齢制限はありません)、明治・大正・昭和一桁の人生のベテラン揃い。
私などは、孫・息子。東京商科学院の18歳から20歳の女子たちとは全く違う気遣いの連続。
江戸川区くすのきカルチャーセンターは、「福祉の江戸川区」が全国に誇る看板施策。
33科目、80名を超える講師の先生方。控え室はまさに百科事典。
とりわけ短歌・俳句の先生方には質問の嵐。作品制作・授業の大きな味方。
歌集・句集をたくさん頂戴いたしました。

平成11年11月11日11時11分11秒。

1が並ぶこの日。銀座の画廊「奏」で、社中展「はじめの一歩」を開催しました。

平成12年1月。

銀座鳩居堂画廊で、正筆会若手4人のグループ展を開催しました。

平成12年。

読売書法展かな部で読売新聞社賞を受賞いたしました。
この功績で江戸川区からは文化奨励賞を受賞いたしました。
文化奨励賞の授賞式は11月3日文化の日。江戸川区平成庭園源心庵。
朝、家の前にお迎えの黒塗りのハイヤー。家内同伴で緊張の乗車。
和室の会場には、区長さんをはじめとする行政の幹部の皆様。区議会各派の代表の議員の皆様。
この模様は、広報一面と区民ニュースで報じられ、嬉しさ半分、恥ずかしさ半分でした。
受賞作品は、区に寄贈。タワーホール船堀の4階に展示させていただいております。

平成14年。

2回目の読売新聞社賞を受賞。読売書法会理事に昇格いたしました。

平成15年。

日展初入選。入選回数を重ね、令和2年、会友に委嘱されました。

平成20年。

学校法人・文化学院講師就任。
西村伊作先生・与謝野鉄幹先生・与謝野晶子先生が創設された文化学院で、高等課程の書道を担当しました。
私の母校は、お茶の水の明治高校。毎朝、蔦の絡まる趣のある校舎を、横目で見ながら通学していました。
入学式は、数々のドラマにも登場する素敵な木造の講堂。壇上で周りを見ると、山田洋次監督のお姿。
日本で最初に男女共学を実施した自由教育の本家。広辞苑に載っている学校としても有名でした。
生徒の元NHK理事のM氏が、理事長にご就任というご縁で、まったく思いもよらないお声掛かりでした。

平成26年。

日本書芸院展に出品の、調和体作品が、最高賞の「史邑賞」を受賞しました。
正筆会・黒田社中「輝彩会」・読売書法会で審査員・講師・スタッフとして、
書道界の見聞を広げさせていただきました。
正筆会の地方講習会講師として、石川・東京・香川・福岡・沖縄にも参りました。
その間、小学校のPTA会長・学校評議員・江戸川区青少年委員・町会役員として、地域の活動もいたしました。
来るもの拒まずが私の信条。ずいぶん徹夜もしました。時間が切迫した移動もしました。
ご縁に恵まれ、生徒さんに恵まれ、思い返すと感謝の二文字です。

令和元年。

新教室完成。
「書を始めた原点」をみつめ直します。
好きというだけで始めた書の道。いつの間にか、書が生業となり、時には書に忙殺された40年。
「書をたのしむ」
今、純粋に書をたのしんでいます。やはり書は素晴らしいと思っています。
この素晴らしさを、一人でも多くの方に知ってほしいと思っております。

教室概要

江南書道会の歴史
教室名 江南書道会 Cotton Culture Club
代表 近藤 正純
住所 〒134-0013 東京都江戸川区江戸川6-28-4
アクセス 東京メトロ東西線 葛西駅より徒歩約16分
駐車場 無し
※近隣のコインパーキングをご利用ください。
TEL 03-3689-2979
【携帯】080-3206-3318
メール
アドレス
konan.kusunoki@gmail.com
営業時間 月曜日 16:15~20:00
水曜日 15:15~20:00
木曜日 15:15~20:00
土曜日 10:00~18:00
※第2第4火曜日のみ一部営業している場合有り。
定休日 火(第1・第3)・金・日曜日

アクセスマップ

東京メトロ東西線 葛西駅より徒歩約16分

お問い合わせ

お問い合わせはメール、もしくは
お問い合わせフォームよりお願いいたします。
お急ぎの方はお電話にてご連絡ください。

【お問い合わせ先】
江南書道会 Cotton Culture Club

konan.kusunoki@gmail.com

TEL 03-3689-2979 携帯 080-3206-3318
定休日 火(第1・第3)・金・日曜日
※営業時間詳細は時間割表よりご確認ください。